その一歩から始まった
「何気ない1歩が」
私が障害ある方のサポートを経験した最初の記憶は…
高校生の時、文化センターに向かう、大黒屋デパートの前でした。
高校時代合唱部にいた私。年度末に隣の男子校合唱部と定例のジョイントコンサートがあり、リハーサルに向かう途中だったのか、
男女数人のグループでデパートの前を文化センターに向かって歩いていたところ
ふと車道を見ると、男の人が車道を歩いている。
黒いサングラス、白い杖。盲目の方なんだということが瞬時にわかりました。
その方が車道真ん中付近を彷徨うように歩いていて、
今でも歩道と車道の分かりずらいところなんですが、
とにかく車の間を歩いていて、
危ない⚠
私はすっとその方のそばに行って声をかけました。
どちらに行きますか。
ここは車道の真ん中です。
大丈夫 。これから歩道に誘導します。
そして無事歩道の点字ブロックのところまで誘導して、
その方はいわき駅に行くということで、
そこでお別れしました。
友達にすごい!って言われたけど、
自分でもどうしてす〜っと動けたのかは未だにわかりません。
でも困っている、という姿が放っておけない、と動けたのだと思います。
それが私のサポートするという初めての体験だったと思います。
支援、サポートするのに大仰なことはいらないと思います。
エレベーターのボタンを押してあげるとか、歩の速度を考えてあげるとか、それでもサポートです。
困っている人をできることでサポートしたい!
それが私の願いです。
現在NPO青陽ではクラウドファンディングを実施しています。
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